日本の農村では働く場や、教育の場を求め、地方からの若者の流失が続き、地域や農業を支える後継者が不足するといった深刻な問題を抱えながらも、私たちの地域では、ここに暮らす一人ひとりが、地域を守るための活動や事業を進めています。秋津野の里、上秋津地区では、コミュニティー活動は、非常に先進的で地域課題の解決のためには、住民自らが汗を流し、さらには住民には出資も募り法人を立ち上げ、直売所事業や柑橘ジュース加工事業、そして秋津野ガルテンのように都市と農村の交流事業も行い地域を活性化させています。
今後、地域や農業・農村とグリーンオフィス進出企業との間にICT技術で連携出来れば、化学変化が起こり、地域や農業の活性化にもつなげられるのではと考えます。 このように先進的な住民が暮らす秋津野へのICT企業の進出は、地域に夢を与えるばかりではなく、進出してきた企業と地域とのかかわりの中で、社員の方には農村の持つ心の豊かさに出会い、そこで働くことで、地域が抱える課題も見え、その解決のための新ICTビジネスの発展につながる可能性があると考えます。この里で、全国の地方が再生のために待ち望んでいますICTを活かす取り組みやシステム開発してみませんか。
グリーンオフィスがある、秋津野ガルテン
秋津野ガルテンは、2008年11月に、地域課題解決のため住民が出資し誕生させた都市と農村の交流を目指したグリーンツーリズム施設です。旧上秋津小学校の跡地で、校庭内には地元のお母さん方がつくるスローフードバイキング料理を提供する農家レストランや宿泊施設、お菓子体験工房や旧木造校舎を活かした体験棟などもあります。
訪れた方それぞれに「なんか懐かしい」「昭和の時代にタイムスリップしたみたい」と、あの懐かしきゆったりとした時の流れを感じていただいています。グリーンオフィスは徒歩30秒です。
安心できる食空間がオフィスから徒歩30秒
オフィスがあっても、毎日、スーパーやコンビニのお弁当だけでは健康が気になります。独身や単身赴任であっても、安心できる食環境を提供できるグリーンオフィスは、都会に残してきた家族も安心していただけます。秋津野ガルテン内には、地元のお母さんたちが、新鮮な野菜をつかって料理を提供する農家レストラン『みかん畑』があります。
毎日30メニュー以上が並び、人気の地元特産の俺ん家ジュースも提供されています。3日連続で召し上がっても飽きが来ません。薄味だけれど、しっかりと出汁が聞いていると評判のレストランです。
宿泊施設もグリーンオフィスに隣接する立地
本社から打ち合わせなどで上司や同僚がグリーンオフィスに訪ねてきてもご安心してください。農村での宿探しは大変ですが、グリーンオフィスから歩いて30秒以内に、リーズナブルな料金で宿泊いただける施設もご利用いただけます。和室4人部屋が6室、8人部屋が1室があります。さらに平成30年度中には洋室2人部屋が6室を追加してご利用できる体制を整えてみなさまをお待ちします。
また、せっかくの機会なので、上司や同僚と夕食を一緒に召し上がりたいとというリクエストにもお答えすることも可能です。また、ご家族を秋津野にお招きしご宿泊を頂けることも可能です。パンダが5頭も暮らしている白浜アドベンチャーワールドまで車で約20分です。世界遺産熊野古道に通じる熊野早駈道の起点が秋津野ガルテンとなっていることから、熊野三山にも歩いても行けます。また、熊野本宮大社まで、車で60分と非常に便利位置にあります。熊野古道への玄関としての人気の宿ともなっています。
ここ秋津野は和歌山の観光地に行くのにもベースの宿にもなれます。
リフレッシュの場を提供が出来るのも農業
科学的な空間と人工的な建物が空狭しと林立する都市部のオフィスの環境とは違って、ここ秋津野の里は、空は広く、緑の空間の里山では、ミカンや梅の栽培が非常に盛で、毎日、楽しそうに農作業する人々の声が山にこだましています。里山の四季折々の風景は、ストレスがたまった体を自然と癒し、知らぬ間にリフレッシュしてくれるでしょう。いつしか、こういった環境で働き、暮らしを続けたいと感じてくるでしょう。
秋津野の里にも、最近、若者たちが農家のお手伝いをしたいと援農にもやって来ています。精神的ストレスをかかえた心を癒すのに農作業はいかがですか?日ごろ使わない筋肉を使い、額に汗を流すのも心のリフレッシュにつながります。農家のお父さんやお母さんとお喋りをしながら農作業をお手伝いするのもいい経験になります。人懐こい秋津野の農家方々はいつでもあなたたちを受け入れてくれるはずです。秋津野ガルテンではこれまでのワーキングホリデー受入れなどの経験を活かし、農家との出会いもサポートできます。